SK(株)マテリアルズは、SKMSを根幹に据えて、顧客・構成員・社会など多様な利害関係者に対する価値を創出し、社会・経済の発展にとって中核的な役割を果たすことにより、人類の幸福に貢献したいと考えます。構成員が守るべき正しい行動と価値判断の基準である倫理規範を倫理経営の基本準則として、予防(Prevention)・識別(Detection)・対応(Response)から成る倫理経営プロセスに沿って倫理リスクを判断し、これを改善しています。
진단서베이 (개인, 조직) → FeedBack → 교육
제보채널 → 감사 ← 상시모니터링
감사 → 징계 → 후속 조치 (내용전파 / 후속교육, 시스템 개선) → 예방에 반영 → 교육
관리조직
SK㈱マテリアルズは、「反腐敗リスクZero」を目指して、2023年腐敗防止経営システム(ISO 37001)を新たに導入しており、これを通じて倫理経営体系を徐々に 高度化していく予定です。
[最高意思決定機関]
理事会傘下の監査委員会では、会社の倫理経営・反腐敗リスクを統括管理・監督しています。
監査委員会は全員が社外取締役で構成されているため、経営陣が倫理経営・反腐敗リスクを適切に管理しているかを客観的かつ独立的な観点から監督しており、
また監査委員会傘下に内部監査部署を設置し、実質的な管理・監督を行っています。
監査委員会は、内部監査組織の長に対する任免権および任免同意権を行使することができ、毎年、会社の倫理経営・反腐敗方針の検討、リスクの防止や探知、
対応といった内部監査実行計画を検討・承認し、ひいては会社の財務的・非財務的リスク管理と内部統制の構築および運用の評価結果などの報告を受けています。
[内部監査部署]
内部監査部署である自律責任経営支援担当は、会社の倫理経営・反腐敗リスク管理の実行業務を専属担当しております。 業務遂行の独立性および客観性の向上ならびに監査委員会の役割支援のために、2024年にCEO直属部署から監査委員会直属部署へと組織改編され、 倫理経営・反腐敗リスクを含むリスク管理および内部統制点検の主な活動を監査委員会に直接報告し、フィードバックを受けています。 SKグループ独自の倫理経営管理体系のもと、倫理経営・反腐敗リスク予防活動、探知活動、対応および改善活動を効果的に実行しており、 SKマテリアルズのすべての子会社および役職員の業務活動全般に対する客観的点検を実施、重要な問題は監査委員会とCEOに随時報告し、適宜改善を勧告しています。
SK(株)マテリアルズは、倫理経営を企業の持続可能な経営の最重要課題と認識しています。 次の倫理経営3C(Code、Compliance、Consensus)システムを構築し、公正で透明な企業文化の醸成と倫理経営実践のために努力しています。
SK(株)マテリアルズは、本社をはじめとする海外法人、傘下子会社に在職中の全ての構成員(契約社員、派遣社員を含む。)が倫理的思考を持ち、これの実践を体質化して倫理経営を企業文化として定着させることに注力しております。そこで、各社では倫理規範実践規程を制定し、全ての経営活動における意思決定と行動の判断基準としています。
倫理的な意思決定及び行動原則
合法性 / 透明性 / 合理性
構成員の姿勢
誠実な業務遂行 / 利益相反行為の禁止 / 会社資産の保護 / 進物・接待等の収受禁止/ 構成員間の相互尊重
法規及び会社経営方針の遵守
品質 / 経営情報 / 公正取引と競争 / 安全・保健・環境
実践指針の運営
担当部署 / 通報者保護
SK(株)マテリアルズは、本社をはじめとする海外法人、傘下子会社に在職中の全ての構成員(契約社員、派遣社員を含む。)と利害関係者の継続的な幸せを追求し、ESG経営を通した社会的価値の実現のため「腐敗防止法遵守規程」を制定し、意思決定と行動の判断基準としています。
安全は、私と会社、ひいては人類の安全と健康、環境保護のために必ず守るべきものであることを肝に銘じて、会社の安全規則と作業手順を遵守しながら事故防止に徹底を期する。
会社の透明性は私の行動から始まるということを認識するとともに、公私を区分することで倫理経営を率先する。
会社の安定的な収益創出と新たな成長の原動力を確保するため、コスト削減、品質向上及び技術革新の業務に全力の力量を集中する。
円滑なコミュニケーションを通じて互いに尊重し、協力し、信頼する組織文化を醸成する。
最高の品質とサービスという原則に則り、顧客と株主に最高の価値を提供する。
未来志向的で創造的な思考と継続的な自己啓発により、変化する環境に対処し、危機の克服に必要な内部の力を強化する。
全ての構成員が働きやすい職場、働きたい会社をきっと実現するため、創意と情熱を持って仕事に打ち込む。
SK(株)マテリアルズはで、業の特性から生産・製造工程や研究・開発・投資などにおいて留意すべき倫理経営関連テーマを識別した「製造倫理規範規程」を別途制定し、倫理リスクを事前に防いでいます。
SK(株)マテリアルズでは、SK(株)マテリアルズや系列会社と取引をする全ての協力会社に対し、倫理実践約款を渡し、倫理経営原則の遵守を勧めています。
構成員
SK(株)マテリアルズは、本社をはじめとする海外法人、傘下子会社に在職中の全ての構成員(契約社員、派遣社員を含む。)を対象として、毎年倫理経営教育と反腐敗教育を実施し、構成員の倫理意識を高めるとともに、主要イシューに関連した法令の制定・改正を周知しています。また、CEO・経営陣・取締役会には倫理経営実践に関する別途の教育を実施し、特定の法人・部署・職位を対象とする特化課程も運営しています。さらに、海外構成員の倫理経営認識を高めるため、倫理規範実践規程、倫理相談・通報処理の流れなどを各海外事業所の現地語で案内し、海外構成員に特化した倫理教育コンテンツを各海外事業所の現地語に翻訳して教育を実施しました。
協力会社
SK(株)マテリアルズは、構成員だけではなく、協力会社のESG向上のため、毎年同伴成長28社の協力会社を対象に反腐敗予防教育を行っています。これからはより多くのSK(株)マテリアルズ及び系列会社の協力会社に対して倫理経営教育と反腐敗教育を実施するつもりです。
SK(株)マテリアルズは、倫理経営状況のモニタリング及び管理強化のため、倫理相談、倫理経営サイトなどのチャネルを運営しています。これにより、倫理規範を公開し、非倫理的行動に対する通報・相談を受け付けています。また、内部 構成員とのコミュニケーション活性化のために社内イントラネットに別のページを設け、生じ得る倫理経営イシューを構成員に共有しています。また、「名節贈り物わ渡さない、受け取らない」キャンペーン、倫理経営ガイドLetterの提供、倫理経営クイズイベント、通報手続き案内など、構成員の倫理経営実践の意志を高めるためのさまざまな取り組みを展開しています。
SK(株)マテリアルズは、自律的な倫理経営実践力を高めるため、業務領域別の倫理リスクに対するチェックリストを構成し、年1回以上自主点検を実施しています。チェックリストはHR管理、コスト管理、購買・ビジネスパートナー管理、売上・債権管理、投資管理体系、在庫管理、特異リスク管理など、さまざまな領域から各業務特性に合ったリスクを洗い出し、評価できるように構成されています。
SK(株)マテリアルズは、毎年倫理規範遵守及び倫理実践文化のレベルを診断するため、SK(株)マテリアルズ系列の全構成員を対象に倫理経営実践サーベイを実施しています。アンケート結果に応じて、構成員同士の相互倫理、SV阻害要素の点検、倫理経営実践制度の改善などの重要示唆点を管理し、次年度の倫理経営活動に反映します。また、倫理経営リスクが拡大していると判断された主要事業所・組織には、適した倫理経営コンテンツ・資料を提供するなど倫理経営インフラを支援しています。
構成員及び協力会社は、倫理実践誓約により倫理経営の履行を約束します。また、自発的に倫理規範の意味を反芻し、自らの倫理水準を見直せるように、全ての構成員と協力会社が毎年オンラインシステム上で倫理実践誓約書を作成しています。
SK(株)マテリアルズは、毎年SK(株)マテリアルズ系列の全構成員を対象に倫理経営実践ワークショップを実施し、構成員が組織内で陥るかもしれない倫理的ジレンマ状況での正しい選択をサポートしています。ワークショップではみんなで動画を視聴した後、「人格尊重の不足」や「虚偽報告」などの倫理リスク事例と主要イシューに関するディスカッションを行い、倫理経営実践に必要な改善事項を共有して組織文化の改善方向に対する共感を形成しています。
利害関係者からの金品収受は理由の如何を問わず禁止されており、やむを得ず受け取った金銭、進物などは手順に従って倫理経営 専属担当組織に通報し、利害関係者に返します。返すことが無礼又は不可能な場合は、社会福祉施設に寄贈し、その事実と再発防止をお願いする書面を利害関係者に送付します。
SK(株)マテリアルズは、構成員に限らず全ての利害関係者に非倫理的行為を通報していただける倫理経営通報システムを運営しています。通報の受付と処理は非公開で行われ、通報者保護規程に基づき通報者の身元と通報内容の保護を徹底しています。
通報処理の流れ
通報受け付け
内容確認
調査開始
調査完了
終結
処理結果
通報の作成方法
5W1Hに沿ってできるだけ詳しくお書きください。
通報対象
協力会社(BP)に対する 不正・パワハラ
(金品収受・接待、私的要求、持分投資、不当指示、暴言・暴行など)
構成員同士の 人格尊重不足
(暴言、暴行、セクハラ、仲間はずれ、業務からの排除、私的用務の指示など)
職務上の利益相反
(副業、過度な私的用務、構成員の金銭貸借、内部情報を利用した投資、特殊関係者との取引など)
不適切な業務処理
(虚偽報告、実績の捏造、不正営業、費用・資産の不正流用、情報流出など)
社会的価値の毀損
(環境・安全保健・品質規程の未遵守、社会的弱者の無視、顧客情報の流出、顧客への虚偽情報の提供)
調査が困難な場合
通報者保護規程
通報された方が一切の不利益を受けず、安心して通報できる通報者保護プログラムを運営しています。
SK(株)マテリアルズの倫理経営チームは、会社の経営活動の価値増大及び改善のため、独立的かつ客観的的な監査遂行を目的とし、SK(株)マテリアルズ全系列の事業、機能及び海外法人など会社の全ての経営活動を監査母集団として管理しており、毎年経営環境の変化を考慮して監査母集団を更新しています。 監査リソースや監査周期など多様な要素を考慮したリスクアセスメントにより、年間監査計画を策定し、監査委員会への報告を通じて最終的に監査対象を選定しています。確定した年間監査計画に沿って毎年の定期監査を行い、会社の経営活動に対する効率性、効果性及び内部統制の適正性を評価したうえ、改善必要事項を導出しており、独立性と効果性が保証された体系的な監査プロセスを備えています。 また、構成員、協力会社など多様な利害関係者よりオンライン、Eメール、電話などの通報チャネルから通報を受け付け、通報調査などで事実関係を確認したうえで、倫理経営の違反の有無を判断しています。 年間監査計画に沿った監査及び通報調査の結果は、周期的に監査委員会に報告され、監査結果の改善が必要とされた勧告事項については、毎年確認監査を行ってその履行状況をフォローアップしています。会社は、内部監査組織の力量を高めるため、多様な教育参加や専門資格取得などを積極的にサポートしています。